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2022年2月10日 (木)

2月は山口県、3月は福岡県で講演があります

新しい職場に来て、少し時間に余裕ができてきたので、毎日グラム染色のことをする時間が少しできました。

さて、コロナ禍で研究会や研修会が全てweb配信で行われる機会が増えました。私もたまに講演依頼がありますが、webが中心になっています。

なかなか、webだと聴衆の反応が分かりにくいし、質問がさらにしにくくなったかと思いますが、顔を隠してでも良いので日頃の疑問をぶつけてみましょう。

2月20日は山口県臨床検査技師会:適切な微生物検査の実践 (グラム染色道場入門) 

http://www.yamaringi.jp/pg772035.html

3月5日は福岡県臨床検査技師会:グラム染色カーニバル

https://fukuokaamt.or.jp/wp-content/uploads/2022/02/20220305carnival.pdf

よろしくお願いします。

先日こんな質問を頂きました、「実習指導中の学生さんからH. influenzaeは色が少し薄く染まると聞きました。本当ですか。」

A:以前から、Haemophilus属は腸内細菌に比べて色が少し薄いピンク色に見えることが多いので、色が薄いと説明しています。赤本にはそういう表現は記載していませんが、Clinical Microbiology Procedure Handbook(CMPH)では、淡い色に確認されることがあると記載があります。比較できそうな写真がありますので、送信させて頂きますのでご確認ください。

染色手技にもよりますが、やはり腸内細菌より薄いピンクに見えます。

こういう感覚でグラム染色を見ていくと面白いですね。

Photo_20220210230501

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