【速報】「第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」における 優良事例の表彰決定!
「第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」における 優良事例の表彰決定しました。
http://www.cas.go.jp/jp/houdou/170607-1amr.html
M医院のM先生が、グラム染色を用いた診療支援について厚生労働大臣賞を受けることになりました。おめでとうございます。M先生とはこのブログがきっかけで知り合うことができました。グラム染色道場バンザイ。
M先生は日常診療の中でグラム染色を診療の第一線で使用し、診療内容と治療、患者への情報提供を行い、服薬指導に活かされています。
グラム染色がAMR活動に無くてはならないものであることが証明されたと思います。
画期的な検査技術でもありませんし、高い検査機器も必要ありません。保険点数は61点。
少し判読の技術が必要ですが、どこでも簡単にできて、菌と炎症所見が同時にわかる検査です。臨床検査の多くが菌のみを検出する仕事が多いのですが、グラム染色は炎症所見も読み取れることが大きなメリットです。細菌感染が起これば病巣に多核白血球が集まります。白血球と一緒に見える菌が起炎菌である可能性があります。
本当に最近、テレビでグラム染色を見る機会が増えました。たまに某放送局の総合内科をテーマにしたテレビ番組にもお手伝いする機会が増えましたし、動物愛好家の情報雑誌にも取り上げて頂きました。
本当に、日常コツコツと行っている仕事について表彰を受けるというのはモチベーション上がりますね。明日からも頑張っていきたいです。
本当にブログ続けてて良かったと思います。グラム染色バンザイ。
| 固定リンク
「その他」カテゴリの記事
- 第26回教育セミナー当日のプレゼン資料(2019.10.19)
- グラム染色で病気の原因を探る(2019.05.03)
- 第30回日本臨床微生物学会にて話ていたプライドのこと(2019.02.05)
- 先日書いた記事の解釈について(2019.01.01)
- グラム染色はどこまで使えるのか?(2018.12.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント