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2014年12月10日 (水)

【告知】今年もやります グラム染色道場 オフ会 (実は第2回)

去年、O崎市民のSS先生より声掛けをして頂き第1回オフ会を開催しました。

・開催報告は:http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/18-6b74.html

実は今年もやることになりました。

第2回グラム染色道場 オフ会
今回はT大学のSS先生に準備頂きまして開催することになりました。

皆様、グラム染色をアテにお酒を飲みながら、臨床グラム染色推論とディスカッションを進めて行きませんか?

翌日からは第26回日本臨床微生物学会総会もあります。会場から少しだけ離れていますが在来線を使ってもそれほど時間はかからないと思います。

お酒のアテにグラム染色を診るというのは日本、いや世界でここだけと思います。
会場の都合もあり35名までしか入れませんので、興味のある方はお早目にお申し込みください。職種は問いません。グラム染色に熱い思いをぶつけたい方歓迎します。

申し込み先URL: http://wp.me/p4RrRe-1Y

当日はプレゼンターとして登場する予定ですので宜しくお願いします。

ネタはまだ内緒です。

ところで12月に入り寒くなってきました。インフルエンザも流行し始めているようです。
グラム染色液の中で特にクリスタル紫は温度の下がるこの時期にアーチファクトが良く見えます。特に、朝一に染めた時や新しい染色液を開封した時などは要注意です。
一度撹拌して(少々揺するだけで転倒混和は良くありません)から使用すると少しは緩和されます。

Photo つぶつぶの粉 こういう場所は避けて見ましょう

Photo_2 針状のもの 先が尖っている陽性桿菌は無いし大きすぎる

慣れない場合は染色液なのか菌なのか判断が難しくなります。また時間の無い時や重症例の場合など焦っている時に遭遇することは無いでしょうか?前もって準備も大事ですね。

他に良い案があればコメント下さい。

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コメント

 師範手前さま、ご無沙汰しております。高知で診療所をしております、“三省”です。
 グラム染色を始めた時に、これにとても悩まされました。針状のものや、金平糖状のものが見えて、だんだんとその量も増えるようになってきて、独学グラム染色者にとって、これが一体なんだか分かりませんでした。あまりにわからず、標本を持ち込んで、基幹病院のグラム染色に長けた先生に診ていただいて、これは一体何でしょう?さっぱりわかりません、悩んでいます、と聞いたら、「クリスタルバイオレットのクリスタル、つまり結晶ですね。」とあっさり判明して、1年も悩んだものが、“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”を思い知りました。
 染色液のメーカーに相談すると、その現象を改善するために作ったものが、ビクトリアブルー液だ、とのことでした。
 そのため、グラム染色を始めてから1年くらいして、Ⅰ液をビクトリアブルー液に替えました。
 それまではずっとクリスタルバイオレットの強烈な染色性に慣れていましたので、ビクトリアブルーのマイルドな色調に頼りなく感じて、グラム陽性が陰性みたいに染まらないかな、と心配して、変更当初はⅠ液のみ、60秒染色(それまではずっと10秒染色でしたが。)にしました。そしてそのうち、60秒→30秒→10秒と短い時間にして染め比べてみましたが、10秒でもまったく遜色なく染まりますので、結局それ以後は、ずっとすべての染色を10秒程度で行っています。
 クリスタルバイオレット自体の結晶化をどうするか、ということの書き込みではありませんが、同じことにしばらく悩んだ時期があったので、書かせていただきました。

投稿: 三省 | 2014年12月23日 (火) 20時15分

三省さま ご無沙汰しております。またいつもコメントをありがとうございます。

さて、ビクトリア青への変更となると紫より藍色の陽性菌になりますかね。意外にキレイですね。昔使用しておりました。

膿なので染色性が悪いこともあり使用しなくなりました。一応予備でも置いています。

投稿: 師範手前 | 2014年12月25日 (木) 19時17分

 師範手前様
 ビクトリアブルーでは、検体が膿の時には染色性が劣るのですか?知らないことだらけで、勉強になります。外来診療であまり膿は染めたことは有りません。
 クリスタルバイオレットの結晶は、一度、濾紙でこしとってみましたが・・・想像しても分かると思いますが、なんだか悲惨なことになりました。

投稿: 三省 | 2014年12月25日 (木) 23時54分

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