第20回神戸グラム染色カンファレンスのお知らせ
神戸地区では年3回のスケジュールでグラム染色に特化した内容で 研究会を開催しています。 今回で20回目を開催させて頂くことになりました。
日常的に感染症診療の検査である『グラム染色』 から得られる感染症情報を活用し、 どの様に感染症診療へ切り込んでいくのか、医師・ 臨床検査技師および薬剤師それぞれの立場から考え、 活発なディスカッションを行おうという新しいスタイルの会であり ます。お忙しいとは存じますが、 ご興味のある方はご参加よろしくお願いします。
日時:平成26年11月13日(木)18:50~
場所:三宮研修センター5階505号室
参加費:500円
司会 兵庫県立尼崎病院・塚口病院 ER総合診療科 山本 修平 先生
神戸大学医学部附属病院 感染制御部 吉田 弘之 先生
症例検討 19:00-21:00
①「偽物バックにはご用心を」
西神戸医療センター臨床検査技術部 山本 剛 先生
②「発熱、咽頭痛を主訴に受診した66歳男性」
住友病院 耳鼻咽喉科 小幡 翔 先生
同 臨床検査技術科 森崎 隆裕 先生
前回は、Pasteurella multocidaの脊椎硬膜外膿瘍、Mycobacterium marinumの皮膚感染症の2つでした。
前回は、Pasteurella multocidaの脊椎硬膜外膿瘍、Mycobacterium marinumの皮膚感染症の2つでした。
グラム染色をすることで、こういう症例もフォローすることが可能です。
写真は潰瘍性腸炎で定期的に外来フォローしていた患者に発生したキャンピロバクター腸炎です。原疾患の悪化と思うがちょっと違うな?という動機により染色依頼がありフォローできたりします。便のグラム染色をしていない施設は多いですが症例を絞ってするとヒットすることもあるので必要時にはしてみてはどうでしょうか。
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