第19回神戸グラム染色カンファレンスの開催
梅雨の候、皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、今回下記の内容にて第19回グラム染色カンファレンスを開催する運びになりました。日常的に感染症診療の一環で行われている『グラム染色』から得られる感染症情報を活用し、どの様に感染症診療へ切り込んでいくのか、医師・臨床検査技師がそれぞれの立場から考え、活発なディスカッションを行おうという新しいスタイルの会であります。
お忙しいとは存じますが、ご出席賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
グラム染色に興味のある方でしたら、医師や臨床検査技師以外の職種でも参加は可能です。
日 時;平成26年7月10日(木)18:50~
場 所;三宮研修センター 6階 605号室
〒650-0002 神戸市中央区八幡通4丁目2-12
TEL:078-232-0081
http://www.f-road.co.jp/kenshu/access/
参加費 ; 500円
プログラム
司 会
神鋼病院 感染症科 香川 大樹 先生
住友病院 臨床検査技術科兼感染制御部 幸福 知己 先生
①「急激な背部痛」
神戸市立医療センター西市民病院 総合内科 井上 貴文 先生
②「ありのままじゃダメ ~冷静と情熱の間~」
神戸大学医学部附属病院 感染症内科 浅川 俊 先生
※ 当日は、軽食を用意しております。
写真は先日、便のグラム染色所見で確認したClostridium tertium(またはC. ramosum)。特徴は、菌体は細く、芽胞は卵形で先端にあること。Clostridium tetaniに良く似ているが菌体はやや太め。
Clostridium difficileは芽胞は亜端在で卵円形なので全然違います。また、菌は太いし。
グラム染色で菌を推定するのは面白いです。ちなみに、喫食歴まで当たりました。
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