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2012年3月 6日 (火)

気になる 感染防止対策加算 24年度診療報酬改定

3月6日の深夜にアップした内容ですが、詳細を見てみると修正追加の箇所がありました。赤字で記載しておりますので再度参照下さい。

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24年度診療報酬改定が話題の中心になっているこの頃です。

1月末に感染防止対策加算の内容が明示されて、2月10日には点数が判明しました。

加算1が400点、加算2が100点となりました。

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加算1は今まで感染防止加算を算定出来ていた施設は、年2回の講習会に年4回のカンファレンスが加わります。そのカンファレンスには加算2の施設に参加をして貰わなければなりません。あたりまえですが、加算2の施設からは相談を受けないといけません。

また、下記の事項も必要です。

・抗菌薬適正使用のための届出制・許可制が必要ですし。

・医療評価機構などの第三者機関の審査

・地域や全国のサーベイランスに入っている(これは強制ではありません)

加算2は今回追加となったもので、加算1の条件を少し緩和したものです。加算2は加算1と違い、1名の専従が専任になり、加算1の行っているカンファレンスへの参加を4回するということが条件になります。加算1の施設との連携が要点になりますが、加算1の連携を行う施設は別に1つでも無くても良いようです。なので、カンファレンス4回に参加する加算1の施設が4つ(1回ずつ別の施設)でも問題は無いような感じです。勿論記録は必要であるということは言うまでもありません。

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詳しい内容が段々と出てきています。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/h24_01-03.pdf

今まで加算1を算定していた施設は100点から400点にアップします。加算2との連携が必要になるので、加算2の施設とお見合いが始まります。元々地域連携を上手く使っている地域ではさほど問題が無いように思います。

加算1を算定予定の施設では専従の医師か看護師の設置が大きなハードルとなるかも知れません。ちなみに、看護師の場合には『5年以上感染管理に従事した経験を有し、感染管理に係る適切な研修を修了した看護師。』 の事を指します。

適切な研修って?どういう事でしょうか?ICNが居れば良いようですが、ICNで無くても良いようです。

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『感染管理に係る適切な研修を修了した看護師』の定義

ア 国及び医療関係団体等が主催する研修であること。(6月以上かつ600時間以上の研修期間で、修了証が交付されるもの)

イ 感染管理のための専門的な知識・技術を有する看護師の養成を目的とした研修であること。

ウ 講義及び演習により、次の内容を含むものであること。
(1) 感染予防・管理システム
(2) 医療関連感染サーベイランス
(3) 感染防止技術
(4) 職業感染管理
(5) 感染管理指導
(6) 感染管理相談
(7) 洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント等について。

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加算2を採れそうな施設では、いきなり、5年以上感染管理に従事した経験を有する専任の看護師の確保を求められます。7:1の体制を敷くのも難しい状況の施設もある中、専任を置くことは最も難しくと思います。また、3年以上従事する専任の医師、薬剤師や臨床検査技師の確保も難しい施設があるようです。

加算1を採る施設にとって加算2の施設の存在は本当に貴重になりそうです(下記のURL54ページ参照)

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/5-2-1.pdf

また、加算1の施設同士で地域連携加算が算定出来るようになります。加算1の施設はフルで入院初日に500点の加算が見込まれます。

地域連携加算は連携をする互いの施設に赴き、チェック項目について相互チェックし評価するという方式です。国公立病院のチェックリストがベースになっているものが、HPに掲載されています。結構細かいオーディットが設定されているようです。おちおち、4月を待っている場合ではありません。

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下記URLの83ページから。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/5-2-2.pdf

届出票もここ(169ページからの様式35)

詳細は、今後も出て来そうなので、まだまだ厚労省のHPは注目ですね。

気になるページはここです↓↓↓ Check it out !!

中央医療審議会

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008ffd.html

平成24年度診療報酬改定

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/

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コメント

Q&Aが掲載されていますので追加コメントで載せます。詳しくはhttp://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kinki/gyomu/gyomu/hoken_kikan/shinryohoshu/h24/gigi01.pdf より。質問47からが今回の加算です。

1)加算1の施設に加算2の施設が複数連携しても問題が無い。
2)加算2の施設は複数の加算1の施設と連携しても良いが、加算1に出向く回数に注意して連携を組む必要がある。
3)系列が同じ医療機関は問題が無い
4)インターネットのようなテレビ会議はダメ。加算1の主催するカンファレンスに参加する必要がある。
5)加算の連携に地域は関係無い(例えば北海道と沖縄でもOK)
6)参加はICT構成してる4つの職種で1名以上参加
7)カンファレンスの内容は『各医療機関における薬剤耐性菌等の検出状況、感染症患者の発生状況、院内感染対策の実施状況(アルコール製剤の使用量、感染経路別予防策の実施状況等)、抗菌薬の使用状況等の情報の共有及び意見交換を目的とするものであること。』で単純な講習会や勉強会はダメ。

投稿: 師範手前 | 2012年4月 5日 (木) 21時10分

岡山県にある病院に勤務するものですが、病院では感染防止対策加算を検討しています。その中で必要な「感染管理に係わる適切な研修」をおこなっている場所を探しています。もしご存じであれば教えていただきたいのでよろしくお願いします。

投稿: 藤田 | 2012年6月28日 (木) 11時13分

岡山でしたら、日本看護協会神戸研修センターの感染管理認定研修コースが一番近いですよ。山口もありますし、大学なら愛知医大が近いですよ。ICNに拘らないのであれば東京医療保健大学の感染管理看護師コースがあります。看護協会のは人気が出て募集が2倍以上になっています

投稿: 師範手前 | 2012年6月29日 (金) 00時41分

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