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2010年11月16日 (火)

微生物検査室のぼやき

研修生と話ししていると勉強になることが多いです。

自分の知識を教えることの難しさもそうですが、微生物検査室としてどのように臨床に貢献していっていいのか?と考えさせられることが多いです。

今回良く聞いたのが、微生物検査室の場所が分かりにくいというほぼ愚痴。確かにそうかもしれません。微生物検査室は大抵病院の隅に設営されています。勿論窓からの景色は非常に悪く、地下って病院もあるようです。そこまで、要無しかよ!って思われている検査担当者も多いんじゃないですか?閉鎖空間は人のイマジネーションを抑制します。本当にこんなので良いのでしょうか?ついぼやいてしまいますよね。ちなみに、うちは恵まれており上階の景色が良い場所ですけど。すいません。

院内に微生物検査を設置するメリットは感染症患者のマネージメントを早くするため。こんな隅じゃ、活躍出来ません。せめて病院の中心にとは言いませんがアクセスしやすいような状態にするべきと再度ボヤキます。

下記は先日の実習風景です。

ICN研修生の実習では寄生虫の実習も行います。

メインは原虫、虫卵、成虫の確認です。

ちなみに昨年の写真はこんなのです

http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/icn-1b8f.html

今年は虫卵を混ぜて確認出来るかどうかをしました。その一つです。右が鞭虫卵、左が肝吸虫卵です。鞭虫卵は両側に蓋(卵蓋)が、肝吸虫卵は片側(写真では下向き)に確認出来るでしょうか。あの蓋は卵が成熟するとパカッと開いて中身が出るようです。

Photo

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コメント

師範手前さま

たしかに細菌検査室がどこにあるのか分らないDrや看護師は多いです。どうしても割と奥の方にある施設が多い気はします。
当院はというといい場所にありますよ。南向きの2階で、日当たりが良すぎるので一日中ブラインドしています。もったいない・・・

さて、虫卵ですが鞭虫と肝吸虫という事ですが、ずいぶん大きさが違うように思ったのは自分だけでしょうか。鞭虫が少し大き目だと思っていたのでビックリです。あとで本調べてみます。
数種類しか見たことがないのすが、原虫、寄生虫には非常に興味があります。やはり現物を見るのが一番ですよね。

寄生虫もたまに載せて下さい。

投稿: 指導員手前 | 2010年11月17日 (水) 15時58分

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