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2010年7月26日 (月)

研修会終わり

23日から3日間開催した感染制御部門研修会終了しました。

薬剤耐性菌の実習は14種類。MICより耐性機序を推測してスクリーニング・確認検査を実施するという、少し違うタイプの実習でした。少し?悩む内容だったと思いますが、これが実際の検査室だったらどうでしょうか?同じ緊張感で実習は開催できたかと思います。

講義は6つ。普段臨床医がどのような考えで感染症診療を行っているのか?知って頂く機会を作り、調度良いタイミングで結果報告する、重症の場合は細かい情報を迅速に伝えるなど学んで頂けたかと思います。起炎菌は何なのか?、薬剤耐性菌かどうかを迅速に報告するのも重要なメッセージの一つです。また、本や雑誌のコピーをそのまま横流しでコメントしていませんか?その文献は信用出来る内容ですか?

時には未知(自分の知らないも入る)の微生物によって感染症が発生する場合もあります。感染症に興味の無い方は病院内にも多く居ます。どういう考えで報告書を共有し、リスクマネージメントを含めたコミュニケーション力を発展させるかなど非常に重要なことです。自分はこう思ってコメントしても、受け取り側は違う場合もありますよね。

最後に、実際にICT活動などで、医師や薬剤師より臨床現場でコメントを求められたら、緊張して伝えるべき内容を忘れていませんか?現場は細菌検査室とは比較出来ないくらいの緊張感で仕事をしています。適切なコメントとそのコメントを作り出すための思考プロセスを整理出来ていれば、力は発揮できると思います。そういった意味でもケース・スタディーは良かったと思います。現場会話の専門用語を覚えないといけませんがね。

やはり、臨床検査技師として成功・失敗を繰り返しながら成長していくと思います。自分が困る以上に臨床医はもっと困り、患者も困ります。患者が困らないように良い結果を早く伝えて行きましょう。

ご協力頂きました方々ありがとうございました。受講生の方、お疲れ様でした。

下記は写真です。実習と症例カンファレンス。

Dsc01497 実習Dsc01498 症例カンファレンス

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コメント

師範手前さま

実習とカンファレンスの写真すごいでね。
緊張感というか、なんというか迫力を感じました。
参加できなかったのが残念です・・・
タイミング良く報告し、また適切なコメントを伝えるということは、本当に難しいです。実際、本や雑誌を頼りにしているところもあり反省です・・・
少しでもよい報告・コメントができるように地道に頑張ろうと思います。

投稿: 指導員手前 | 2010年7月29日 (木) 21時24分

大丈夫です。グラム染色はちゃんと教えてくれます。『これは直ぐに連絡してあげてね〜』って、スメアがしゃべりかけてきませんか?

投稿: 師範手前 | 2010年7月30日 (金) 17時46分

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