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2010年4月21日 (水)

コメントどうですか?

関節液でこういうのが見えます。

当然、化膿性関節炎を疑って提出されている訳で、まず菌の有無を確認します。

菌が見えない場合にそのまま終了しますか?また、結晶成を分を探し報告していますか?

臨床検査と言っても、どの部門で詳しい検査をしてくれているか意外に知られていないことが多く、当院は細菌検査の所見で確認しているそうです。

この症例はピロリン酸塩であり偽通風を疑う訳で。

どの部門で検査しているか確認していない場合は、やはりコメントを残すことは付加価値を高めすよね。

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コメント

師範手前さま

化膿性関節炎ですが、けっこう遭遇します。
まずは細菌を探し、そして結晶成分です。
当院では培養と一緒にピロリン酸塩の外注がオーダーされるケースが多いですが、グラム染色で結晶成分を認めた時は、Drに報告しています。細菌が+のときは、もちろんそれが何であるか推測し即連絡です。
問題は菌が-のときですが、新生児やその他明らかに細菌性が疑われる場合は、可能な限りラテックスの迅速検査をしています。とにかく、まずは必死に細菌らしきものを探すしかないと思います。標本5枚くらい見るのは当たり前です。
細菌が-のときは、血培ボトルにいれています。培養でコロニー数個のときもボトルだとはっきりします。
本当は標本で菌を見つけられればいいのですが、限界もあるのでそうしています。

投稿: 指導員手前 | 2010年4月21日 (水) 18時18分

 関節穿刺をした時に、濁りも強く、化膿性関節炎を疑う時には、提出する医師サイドでは血液培養を採取する時の手順で採取し、血培と同じように好気性/嫌気性ボトルにコンタミに十分注意しながら入れて提出すればいいですか?
 あと、ピロリン酸カルシウムはこのような長方体の結晶なのですね。およそ、偽痛風の時にはこのように白血球に貪食されていることが多いのですか?

投稿: 三省 | 2010年4月22日 (木) 23時14分

指導員手前さま、三省さま コメントありがとうございます。

さて、関節液で結晶成分を見る意義ですが。臨床症状として細菌性関節炎と区別付きにくいことです。
どうしたら・・という質問に対しては培養検査の結果を見てになるのでしょうが、培養は時間がかかります。培養より先に判らないものか?という難題に当たった場合はグラム染色になります。
結晶はいくら培養しても発育しないのでカルチャーボトルに植えようが検出は出来ないことになります。カルチャーボトルは血液から菌を検出しやすいような組成で作られていますので、それ以外の検査材料では??という答えになります。CAPD液を培養した場合には通常の培養より検出率が上がったという報告がありますが、やはりグラム染色や通常の培養を補填するものになります。外注検査に依頼している場合はもしかしたら良い結果をもたらすかも知れませんが。結構コストかかりますよね。
また、結晶の多くは貪食して確認されますので白血球を捜すのが良いかと思います。

投稿: 師範手前 | 2010年4月23日 (金) 00時51分

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