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2010年3月 9日 (火)

番外編

土曜日は『平成21年度 国立病院臨床検査技師会 四国支部春季研修会』に伺い、血液培養のことについて話してきました。http://www11.ocn.ne.jp/~kokurins/katudou.html

臨床検査技師といっても細菌検査をしていない人が殆どの研修会で、血液培養をもっと理解して頂こうという主旨で話しました。

細菌検査に従事していない人は、ボトルが送られてきてどう処理するか?どう活用されているのか?と重要な検査でありますが、どのように使われているのか判りませんので、臨床で欲しい事、検査室内で考えなくちゃいけないことなど解説しました。

中で、血液培養の精度保証というものがあり下記のものも加えて、どう捕らえるかなど話をしました。

①陽性率の検証

②血液培養提出件数の検証

③検査の手順

④陽性検出時の見方

当院は陽性率が約8%、採取件数は約23件 患者1000人・日です。

米国の状況は、陽性率は約8%、採取件数は18-33件 患者1000人・日なので、概ね良好です。

当院の提出件数を見てみると、過去5年と比べ1.6倍に伸びており血液培養の必要性は浸透し始めているようです。しかし2セット採取率は低く、ハード面、採算性を含めこれからの課題であります。

皆さんの施設でも、検証していますか?委員会の資料などにすると面白いかもしれません。

当日のスライド3枚掲載します。

活発な研修会でこちらも刺激を受けました。

2010 Photo Photo_2 

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