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2010年2月 1日 (月)

日本臨床微生物学会総会

土日と第21回日本臨床微生物学会総会へ行って来ました。二日間とも濃厚な内容も多く会場選びが大変だったと思います。

グラム染色を取り上げた内容が多く、また参加者も多くグラム染色への関心度が高かったように思います。私もグラム染色関係した企画に参加させて頂き、会の盛り上げに貢献出来たかと思います。

エキスパート講座では、会場に入りきれない程の参加者があり、熱気がムンムンしていました。内容を何にしようか考えた時に、まずは喀痰をしなければと思い、市中肺炎と少し見方を変えなければならない院内肺炎を最初に持ってきました。手術、経管栄養、免疫抑制剤、抗菌薬など色々な医原的要素に加えて、高齢社会になった日本の医療背景と併せて喀痰像を見ていかなければなりません。あくまでも、市中肺炎時のグラム染色像の応用例である院内肺炎時のグラム染色を少しでも臨床価値を高めるようにどう考えるのが妥当か紐解きしていきました。また、入院して間もない時期の入院患者から見える菌の解釈についても少し紹介しました。

皆さん、どうでしたでしょうか?

足りないと思われた方も多かったと思いますがご了承下さい。

事前に予告していた尿の見方・考え方までは時間が無くて申し訳ありませんでした。ケースカンファンスで少しお話させて頂きましたが、また機会があればどこかで話したいと思います。

でも、全国にファンが多くなっていると沢山聞きまして恐縮していました。また、夜も熱意のある先生たちに拉致られるなど多くの方が貪欲にグラム染色を学ぼうとしているのが解りました。これからもお役に立てるように頑張っていきます。

また、殆どお手伝い出来ませんでした、ワークショップの世話人の方々申し訳ありませんでした。

21 スライド

Dsc01434 会場は熱気ムンムン

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コメント

学会お疲れ様でした!
エキスパート。カンファレンスどちらも聴講しましたいつもの会場より狭くて感じたのは私だけでしょうか?
グラム染色は奥が深いですねー学べば学ぶほどなんだかわけわからなくなってしまいました。すみません勉強不足でー顕微鏡の技術だけではなく患者さんの背景分析が大切なんですねー入院患者のグラム染色の着目点はまずどこなのでしょうか?

投稿: 小町 | 2010年2月10日 (水) 17時50分

>入院患者のグラム染色の着目点はまずどこなのでしょうか?
緑膿菌を如何に早急に判断するのか?腸球菌などの自然耐性菌を伝えるのか?など。
簡単にいうと複数菌をどう伝えるのか?カンジダをどう答えるのか?でしょうか。
また抗菌薬投与で菌の減少などがどの程度見えるのかモニタリングするのも良いでしょう。

投稿: 師範手前 | 2010年2月10日 (水) 20時32分

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