喀痰を見る時の考え
今年のテーマは『求められる・応えられる・信頼される医師と技師』です。
医師と臨床検査技師が共同して、共通意識を持ち、感染症の診断と治療を考えることは本当に重要です。
平成22年度の診療報酬改定について”医療関係職種の役割分担と連携の評価”が一部分加わっています。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/s0127-7.html
NSTやRMT(呼吸ケアチーム)には、週1回の保険点数が加算されます。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0127-7g.pdf
じゃ、ICTは?です。
1月15日の資料には、感染対策の充実について記載があり、感染管理の認定者が管理者となるチーム医療を実施すると加算することが新設されると記載されていましたが、記載がありません。どうなっているのでしょうか?DPCが実施されている施設も多いので、DPCの加算がポイントになります。DPC施行病院に関しては既に平成18年度に係数が表示されいるようです。
感染に関しては『感染対策部門等の複数の異なる職種が関与するチーム医療の評価について、加算点数の見直し』が検討されています。実がなれば追い風になるでしょう。
なので、このようなグラム染色が活動の中心となる例も今後活躍する場面が増えるでしょう。
先日、老人施設で誤嚥性肺炎の悪化で来られた患者がいました。研修医に塗抹検査について説明をさせてもらい、抗菌薬の選択について参考にしてもらいました。
下記がそのスメアです。感じることあるでしょうか?
臨床微生物学会のワークショップでは類似症例の簡単な解釈について話そうと思います。
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