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感染症不定期日報というブログを紹介します。
感染症診断治療についての文献の紹介と解説があります。まだ、始って間もないようですが、1つの記事は濃厚です。勉強になります。
一度ご覧あれ。
中にESBLについてのものがあります。リンクしたツイデニ。
下記はESBLの検出歴が数回ある反復性腎盂腎炎の患者の尿です。今回も発熱と腹痛を主訴として来ました。尿は尿路変更もあるので、キレイなものでは無いかも知れませんが、一応グラム陰性桿菌が沢山あります。
前回のESBL感受性はLVFX:R、FOM:S・・・・。血液培養を採取して点滴開始です。
そういった時は、下記の記事が参考になるでしょう。
http://tothehappyfew.tea-nifty.com/_idfuteikinippou/2009/12/esbl-4cbd.html
感染症ブログも掲載しています。
http://blog.livedoor.jp/lukenorioom/archives/51512509.html
グラム染色としては、
①単一のグラム陰性桿菌が多数で、貪食像も見られる。
②複雑性の要素もあるが、今はグラム陰性桿菌のみ。
③緑膿菌のような染色性の薄い、細身のある桿菌は見えない。
より、前回のESBLの可能性が高いと報告し、あとは同定感受性を急ぐのみです。最初の分離培地にセフェムのディスクを置くとスクリーニングが出来る仕組み。年末で急ぐ場合は、こういったちょっとしたアイデアが大切になりますよ。
皆さんどうしていますか?耐性菌の早期検知。
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