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2009年12月30日 (水)

ブログリンクです

感染症不定期日報というブログを紹介します。

感染症診断治療についての文献の紹介と解説があります。まだ、始って間もないようですが、1つの記事は濃厚です。勉強になります。

一度ご覧あれ。

中にESBLについてのものがあります。リンクしたツイデニ。

下記はESBLの検出歴が数回ある反復性腎盂腎炎の患者の尿です。今回も発熱と腹痛を主訴として来ました。尿は尿路変更もあるので、キレイなものでは無いかも知れませんが、一応グラム陰性桿菌が沢山あります。

前回のESBL感受性はLVFX:R、FOM:S・・・・。血液培養を採取して点滴開始です。

そういった時は、下記の記事が参考になるでしょう。

http://tothehappyfew.tea-nifty.com/_idfuteikinippou/2009/12/esbl-4cbd.html

感染症ブログも掲載しています。

http://blog.livedoor.jp/lukenorioom/archives/51512509.html

グラム染色としては、

 ①単一のグラム陰性桿菌が多数で、貪食像も見られる。

 ②複雑性の要素もあるが、今はグラム陰性桿菌のみ。

 ③緑膿菌のような染色性の薄い、細身のある桿菌は見えない。

より、前回のESBLの可能性が高いと報告し、あとは同定感受性を急ぐのみです。最初の分離培地にセフェムのディスクを置くとスクリーニングが出来る仕組み。年末で急ぐ場合は、こういったちょっとしたアイデアが大切になりますよ。

皆さんどうしていますか?耐性菌の早期検知。

Esbl ×200

Esbl1 ×1000

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