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2009年9月10日 (木)

院内肺炎の判断は難しいか? 難しい?

先日の例は、MRSAのキャリアということもあり、肺炎桿菌+緑膿菌も疑いCAZ+VCMにて開始になりましや。案の定、肺炎桿菌(非ESBL)と緑膿菌(CAZはSでPIPCはR)、MRSAが出てきました。

初期投与時に、「先生、3日後に検体出して経過を見てみましょう。グラム染色所見で少し確認しますので。」と言って、3日後に再検査。

下記のスメアがそうですが、炎症反応も沈静化傾向なのか、核が明瞭の白血球は減り、やや崩壊した像も見えます。菌は激減して、たまに見える陽性球菌は塊をなし、口腔内の常在菌になるのでしょうか?肺炎桿菌やMRSAと推測された菌は全滅し、経過良好と考えれます。

院内肺炎のグラム染色はこのように投与抗菌薬の効果を評価するのに用いると案外使えます。培養検査も同じ評価法ですが1日早く判ります。

先生、経過どうでしょう?⇒熱が少し治まってきたようです・・・。でもここからが勝負です。

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