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2009年6月29日 (月)

肺炎桿菌の莢膜

肺炎桿菌の莢膜って、肺炎時の喀痰以外はあまり見られませんよね。

莢膜産生菌ということで、色々と 莢膜=抜けて見える像 を探そうとするのですが、肺炎桿菌の莢膜はどちらかと言うと、菌周囲の赤みを帯びた莢膜が多く観察されます。肺炎球菌の3型のような感じです。

喀痰では見られることが多いのですが、尿ではあまり見られませんよね。なので、莢膜が見れないため肺炎桿菌との鑑別はグラム染色上では判り難いです。KPCが蔓延した場合はどうでしょう?恐ろしい時代が来なければ良いですが。

さて、下記はその莢膜が少し確認された急性腎盂腎炎の尿です。周囲の赤みが判るでしょうか?ちなみに血液培養も陽性になっており、同様か確認しましたが血液培養の中では莢膜の産生能が低い(菌は不要なのか?)ため、見えません。同一かどうかの確認は菌の形を良く見ることが必要ですよね。

1600 ×1000(尿)

1600_2 ×1000(血液)

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