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2009年6月24日 (水)

グラム染色機器

Dsc01346 先日、グラム染色の自動機器(カラーグラム)を見てきました。http://www.sysmex-biomerieux.jp/servlet/srt/bio/japan/dynPage?doc=JPN_CLN_PRD_G_PRD_CLN_31

当院にも自動染色機器が入っていますが、染色漕を使うものでなく、カローセルを回転させながら染色液を吹き付ける方法です。コンタミネーションの危険性も少ないでしょう。

染色はBM法であり、後染色法は色々拘って代えれるようですよ。詳しくはメーカーさんに聞いて下さい。

さて、染色性はどうなのか?一番気になるところです。既存品と比べてみました。

菌の染まり具合、莢膜やムコイドのような菌の分別上の特徴、材料評価、染色背景などを少し見てみましたが、既存のBM法とは差がありませんでした。

Photo Photo_2 Photo_3

今回の染色機器はチャコール(血液培養の抗菌薬吸着物質)と菌がやや区別しやすくなるようです。確かにチャコールの数は少なくなっています。染色液に工夫をしているそうですが。

Photo_4

まだまだ、製品を見る機会は学会などしかありませんが、百聞は一見にしかずです。時間があれば一度ご覧ください。

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コメント

師範手前様

はじめてコメントを投稿します。
私の病院ではグラム染色を染色槽を用いた自動染色装置でB&M法で行なっています。
今後は染色槽を用いない自動染色装置に切り替えたいのですが、染色液を吹き付ける方法でB&M法を使える染色装置を教えてください。
師範手前様の施設では何の染色装置を使っていますか?

投稿: 細菌関係者 | 2010年5月 4日 (火) 05時48分

細菌関係者さま 初めてのコメントありがとうございます。
うちはpolystainerと言う染色漕を使ったスペイン製の機械を使ってます。合理化と言う都合の良い言葉で済ませがちですが、あんまり好きではありません。自動機器は
①コンタミネーションを起こす
②標本の厚さ(材料別に)によって染色・脱色の時間を変えれない
などです。
稀少検体(髄液や胸水など)は、痰や便など元々常在菌が居ない検体とは別に染めたりしないといけませんし。たまに面倒くさいです。後は、染色時間に関係無くきれいに染まるBMneoを使ったりして工夫しています。
さて、吹き付け式はシスメックス社のカラーグラムがあります。吹き付けなんで染まりがどうかな?と思いましたが、意外にきれいに染まりますし剥がれません。染色液は枚数や標本の厚さ、後染色、脱色の長さも自分でアレンジも可能です。後染色はフクシン、フクシン・アセトンなど選べます。少し高価なのがネックですが。
自動機器は人により染め上がりが変わる事が無いのがメリットの1つでもありますが。

投稿: 師範手前 | 2010年5月 4日 (火) 18時12分

師範手前さま

返答ありがとうございました。

師範手前さまの施設も染色槽を用いた装置なのですね。
私の病院の装置はかなり故障がちなので、時期装置を検討中です。

自動染色のメリット、デメリットを考えて決めます。

ありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。

投稿: 細菌関係者 | 2010年5月 6日 (木) 10時17分

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