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2009年6月22日 (月)

カテーテル感染のガイドライン2009年

IDSAのカテーテル感染に関するガイドラインが改訂されました。

何か詳しくなっていますし、カテーテル感染の指標にはMakiの方法(ロール・プレート法)が標準的な方法として記載されています。(ただし、ロール・プレート法の検出感度は60%との報告があり。)

血液培養も2セットが推奨されており、ラインから採血からの採血も書かれいます。ただし、ラインから菌が陽性になった場合は、起炎菌かどうか判断しにくいという結論なのか、良いのか良いか解からないとお茶を濁しているようです。

標準的には、抗菌薬を採取する前が原則で、抜去ことが出来ない場合も静脈とラインからの採血で判断する方法、カテーテルの挿入期間も短いもの、長いものに関して区別しています。たしかにそうでしょう。

また、介入方法も対象菌が増え、ますます菌同定もそうですが、グラム染色の価値が上がるのでは無いでしょうか?

カテーテル感染を疑い、下記のスメアが見えた場合も違いを求められることは今まで以上に多いと思います。菌の分別は早いに越したことはありません。ただし、自分のレベルに合わせて報告が必要でしょう。

600 ×1000(E. faecuim)

Photo_5 ×1000(S. epidermidis)

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