発熱外来をしていると
| 固定リンク
「グラム陰性菌」カテゴリの記事
- Acinetobacter baumaniiとStenotrophomonas maltophilia(2018.06.08)
- グラム染色所見を用いたグラム陰性桿菌の菌種推定(2017.10.18)
- カルバペネム耐性腸内細菌は五類感染症になるぜよ(2014.09.12)
- CarbaNPテストをしてみました(2014.08.22)
- Campylobacter見つけ隊(2014.08.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
はじめまして。臨床検査技師を目指して勉強中の大学生です。
『肺炎桿菌』ではないかなぁ…と思ったのですが、とても気になるので答を教えていただきたいです。
また背部痛はなぜ起こるのでしょうか??
勉強不足で申し訳ありません
投稿: 大学生 | 2009年6月10日 (水) 22時49分
大学生さま
コメントありがとうございます。何年生でしょうか?これから日本を背負って立つ身ですので、頑張ってください。
さて、肺炎桿菌でしょうか。少し違います。というかこれでは判断が難しいです。菌の周囲にある白血球が古い(核や細胞質が明瞭でない)のが所見として見えるので、菌は古いものも混じるもしくは、治療中で死にきれていないものと考えることが出来ます。腸内細菌かどうかは患者背景を加えると明確ですが、肺炎桿菌と鑑別するには少し形状などの所見が乏しいです。
背部痛ですが、腎盂腎炎の所見で、炎症が酷くなった場合、背部近くにある腎臓を触診しやすいからです。叩くといっても軽くですので、強く叩くと皆さん痛いと言います。
理解出来ましたか?一度学校の先生に聞いてみては?知らないのは罰府ですよね。
投稿: 師範手前 | 2009年6月10日 (水) 23時12分