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2009年4月20日 (月)

いよいよ今週 グラム染色道場

いよいよ今週、感染症学会があります。

内容を詰めての講演内容にして行こうと思います。緊張していますがどうなることやら。

当日、会ではこういった内容も話ししていこうかと思います。

4月初旬の記事に次のステップというのがあったかと思います。(http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-826a.html

結局、あのグラム染色の報告は掲載の写真のような報告になると思います。

ただ、私としては下記のような報告を心がけてしました。皆さんはどうされていますか?

①像の解釈
LVFX投与中とのこともあるのか、貪食像を含めて菌は見えません。集積した多核好中球が多数認められます。顕微鏡学的には膿尿であり、腎盂腎炎の像なります。症状的に腎盂腎炎を疑っておられますが、臨床所見と今回のグラム染色との相同性はあります。

②抗菌薬の効果
数日の抗菌薬投与にて菌が消失したと考えれば、LVFXのようなキノロン系抗菌薬は効果的と判断出来ますが、器質的な障害(閉塞・水腎など)なければ、キノロンで最短7日間、セフェムで14日間の投与が必要になるのでしょう。

③一般的な起炎菌の動向
単純性急性腎盂腎炎の80%は大腸菌、5%はその他の腸内細菌

④薬剤耐性菌の動向
市中の薬剤耐性菌として LVFX耐性⇒12.2%、ESBL⇒2%

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