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2009年4月28日 (火)

感染症学会のおさらい①

ちょうど、時間の都合上来られなかった方のためにも公開使用と思いましたので、今年の感染症学会の内容について、少しおさらいしようと思います。

肺炎球菌は、本当にグラム染色をする時初めて見る標本の一つと思います。

しかし、私たちはグラム染色で肺炎球菌を肺炎球菌と推測するにはどのような思考回路を持って顕微鏡を覗いているのでしょうか?

そんなこと考えたことが無い?なんて言わないの、てか言わせな~い。(姫ちゃん風に)

 ①グラム陽性球菌

 ②双球菌

 ③莢膜のような周囲が抜けて見える像がある

 ④喀痰

以上の4つの要素が頭脳にインプットされて肺炎球菌ではないか?という引き出しが開くことになります。

これがグラム陰性に染色されたら?、双球菌では無く連鎖が長かったら?

みなさん迷うはずです。

これをどのようにして肺炎球菌として導き出せるのか?というと『経験』以外の何者でもありません。

なので、グラム染色には不確定要素が多く存在し、その不確定要素を埋めていくのが経験になります。感染症例に遭遇する場合は同じことが言えると思います。

Photo_2 

私は、これをグラム染色の脳トレ式解釈と考えています。

今年の臨床微生物学会で東北大学の川島先生の話を聞いて思いつきました。

緑色と何色で記載されているの?と見て、何色?と解釈する場合、緑色とまずは解釈するか、赤色と解釈するか、人の頭脳は面白いと思います。ネット上にゲームがあったので紹介します。

http://flashfabrica.com/f_learning/brain3/brain03.html 

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