環境感染学会に来ています
27日、28日の連日開催される、24回日本環境感染学会総会に来ています。
毎年太くなっていく抄録集ですが、今年はなんと600ページ近く(一般演題がなんと800題近く)の非常に大きなものです。新幹線を新神戸から乗り読み終わったのは熱海の辺。聞きたい、見たい演題などチェックしました。
グラム染色が取り上げられている演題は2題(電子カルテに記載して臨床で採択されるかどうかの考察、カメラ付き携帯電話を用いての教育)でした。やはり臨床微生物学会などではないので少ないのか?と思いました。
自分自身も一般演題とシンポジウムに登録しています。シンポジウムではグラム染色によるICT介入のポイントと今後の方向性について少し話します。
明日発表ですが、スライドはこんなんです。先日遭遇したVAP例の気管内吸引痰のスメアです。どう感じますか?見えている菌、見えていない菌の感度などを臨床にどう紹介しアピールしましょうか?また、使用抗菌薬の治療成績は?
治療以外にも、現場では呼吸機器の管理やステロイド投与のタイミング、気道からの去痰などの指導など、わずかこれ一枚ですが介入出来ることが沢山です。
異議もあろうことと思いますが皆さんお手柔らかに・・・。それでは明日。
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