« 膀胱腸ろうの場合① | トップページ | こういうスメアはグラム染色結果が生きる(背景も考えて) »

2008年12月19日 (金)

膀胱腸ろうの場合② 2週間後

では、先日掲載したグラム染色を踏まえて。

先日の症例は、結局、大腸菌とMRSAが出ました。大腸菌はABPC、LVFXのみ耐性の菌でした。CTRXを3日投与し、解熱したので、STFX(グレースビット)を投与してました。

2週間後に、発熱をきたし来院したところ、このようなグラム染色です。

さて、どう答えれば良いでしょうか?抗菌薬迷いませんか?

見たまま考えるのも一つの策ですが・・・・。どうしましょう。

1212100 ×100

1212600 ×1000

|

« 膀胱腸ろうの場合① | トップページ | こういうスメアはグラム染色結果が生きる(背景も考えて) »

背景など病態把握」カテゴリの記事

コメント

膀胱腸瘻のケースはまだ見たことありませんが、普通に考えればやはり腸内細菌の逆向性感染はかなりリスクが高くなると思います。それにしても膀胱腸瘻の患者さんで腎盂腎炎疑いの場合尿検体はどのように採取すればいいのですか?経皮的に腎盂を穿刺するのでしょうか、すいません教えてください。
それと今回再発した場合、GPCが染色で見えており前の培養でMRSA検出しているためバンコマイシンは使用せざるを得ないと思います。ただし、腸内細菌のカバーも忘れずにしておかないとまた再発したと言うことになりかねないのではないでしょうか。

投稿: highgear | 2008年12月26日 (金) 07時09分

>膀胱腸瘻の患者さんで腎盂腎炎疑いの場合尿検体はどのように採取すればいいのですか?

別にそのようなリスクの高い採取法はしなくて良いと考えますが。特に腎盂腎炎の時なのでかなりハイリスクになると思いますので。

>今回再発した場合、GPCが染色で見えており前の培養でMRSA検出しているためバンコマイシンは使用せざるを得ないと思います。ただし、腸内細菌のカバーも忘れずにしておかないとまた再発したと言うことになりかねないのではないでしょうか。

そうですね。以前はコロナイズであっても、今回は感染症としての検出菌になるかもしれませんし。

グラム染色はこういう時に効果を発揮しますよね。

投稿: 師範手前 | 2008年12月26日 (金) 20時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 膀胱腸ろうの場合① | トップページ | こういうスメアはグラム染色結果が生きる(背景も考えて) »