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2008年12月 9日 (火)

中国のグラム染色事情

技術協力の中で、グラム染色をさせるのが一つのテーマでした。

写真は、中国で使用されているグラム染色とグラム染色をしている様子です。

病院によって医療事情が変わるのは、日本とて同じことですが。中国の場合は、市中肺炎の発生時は、喀痰や血液培養などを実施せず、まずは注射用キノロンの投与がガイドラインになっているようです。患者の医療費の軽減なども大きな要素のようです。

交流のある施設では、グラム染色と血液培養の大切さについて話をしてきたこともあり、序序に普及しつつあります。日本のようにペニシリンを使わない背景には、国産の抗菌薬は力価が低いこと、耐性菌が市中にも多いなどの事情もあるようです。

初期に治療計画を立てる上では、起炎菌の検索が条件になるのは同じという意識は持っているようですが、それが臨床の現場や検査室レベルに浸透しきっていないようです。

視察の最中に、グラム染色をしているところを見ました。手で染めているようです。顕微鏡はドイツ製のものを使用して、蛍光染色も見れるものでした。

グラム染色液は国産のようで、このような簡易なキット化されたものがあるようです。グラム染色を中国語で書くとこうなるようです。ちなみに、後染色はサフラニンでした。

面白いですね。菌も抗菌薬もすべて漢字です。

Dsc01206 グラム染色液

Dsc01205グラム染色をしていところ

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