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2008年11月27日 (木)

発育しないと思いますとコメント付けた

CAPDに関連する感染症は多いですが、感染が起きた場合の治療方針などきっちりと書いた物が少なく不安になることもあります。

PDの管理は患者任せになり、管理が悪ければ感染症を起こします。起きた場合は、PDの交換に加え、抗菌薬の洗浄などになりますが、感染対策をしている場合、『え?抗菌薬の洗浄?』と思うでしょう。

三フォードガイドにも書かれていますが、グラム陽性ならVCM、グラム陰性ならCAZの洗浄が第一選択になるのでしょう。

このスメアは、PD挿入患者が感染を起こし、腹腔内に膿瘍を作った症例です。排膿をしながら、VCMの局所投与で経過を見ていました。感染が治まりかけの頃、細菌検査、膿瘍が提出され、早速スメアを見ましたが、このような像です。

菌は居ますが、菌体の崩壊像も見られます。一部バイオフィルムも形成しているかもしれません。培養継続しますが、多分発育しないでしょう。休眠期のものかもしれませんので、抗菌薬を中止すると悪くなる感じです。  と報告しました。

VCM使用時は考えれる症例でしょう。スメアで見ると良く分かりますよね。

Mrsapd6002 ×1000 その1

Mrsapd6001 ×1000 その2

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