« 呉越同舟の解説 | トップページ | こんな症例 »

2008年10月 1日 (水)

肝膿瘍ですの解説とグラム染色の視点

またまた解説です。

先日の「肝膿瘍です」の解説というより、膿瘍などの細胞成分が非常に多い場合のグラム染色の見方です。

細胞が多すぎる場所では、染色性が落ちることや、グラム陰性菌のようなコントラストがはっきりしない菌の見落としが多くなる危険性があります。

逆に細胞が少ない場所は、菌も少なくなっている可能性もあります。

じゃあ、どの辺から確認していくと良いのでしょうか?と疑問を持たれている方は多いと思います。

私は、細胞が濃くなるところと薄くなるところの境界線を先ず見て菌を探します。無ければ薄い部分をくまなく探し、無ければ濃い部分を注意深く探します。

最初から、濃い部分を探していませんか?膿瘍の場合は、本当に見落とししますよ。(ただし、喀痰の場合は少し違いますが、基本的に同じです。)

Photo_3

|

« 呉越同舟の解説 | トップページ | こんな症例 »

背景など病態把握」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 呉越同舟の解説 | トップページ | こんな症例 »