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2008年10月 9日 (木)

院内肺炎のガイドライン

成人院内肺炎のガイドラインのポケット版(青)が、各メーカーさんから配布されているかと思います。院内肺炎の類型(重症度)に合わせて、使用が推奨される抗菌薬も掲載されています。

興味のある方はくまなく読んでいるんでしょうが、中々読まれていない(当院だけ?)ことが多いように思います。

写真は、担癌患者のターミナルで肺炎を合併している例です。入退院を繰り返し、今回呼吸困難もあったため緊急入院になりました。夜間のため、救急で診察されました。初期治療の抗菌薬は誤嚥ということでABPC/SBTが選択されており、翌日、ICTに初期抗菌薬の選択について相談がありました。

夜間に採取されていた痰を見て、後でコメントしますと言いました。

どういうアドバイスが適当でしょうか?

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コメント

師範手前さま
>写真は、担癌患者のターミナルで肺炎を合併している例です。入退院を繰り返し、今回呼吸困難もあったため緊急入院になりました。夜間のため、救急で診察されました。初期治療の抗菌薬は誤嚥ということでABPC/SBTが選択されており、翌日、ICTに初期抗菌薬の選択について相談がありました

スメアから少し多形成ぽい感じに観られるグラム陰性の小桿菌に思えます。
菌の種類は単一のようで、Polymicrobial patternでは無さそうです。普通に考えれば市中肺炎であるインフルエンザ桿菌を疑いますが、担癌患者のターミナルで肺炎を合併している例・・・入退院を繰り返し・・・もあり・・・
強いて院内肺炎の重傷度分類からでは、患者さんの危険因子や患者要因から、Ⅲ群~Ⅳ群(中等症~重症),分類からアシネトバクターなど頻度は低いけど注意が必要な菌種や腸内細菌群なども疑います。

投稿: 倉敷太郎 | 2008年10月14日 (火) 16時27分

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