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2008年9月 5日 (金)

悩むところです

喀痰の材料評価が非常に悪い場合、皆さんはスルーします?頑張って菌を見つけようとします?

材料が悪いというのは、出てきた菌の信憑性が低いということです。でも、提出された場合には、真面目に起炎菌を検索しようとしますよね。

しっかりとした痰が出そうな場合は、リクエストしましょう。出てない場合は、ディスカッションしましょう?

私は材料が悪いとはっきりコメントしています。

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背景など病態把握」カテゴリの記事

コメント

 グラム染色を自分でするようになって思うのは、駆け出しの今でいう研修医だった頃、「肺炎は、喀痰培養を出しておかなければならない」で、障害もあり認知症のある高齢の方からどうやって痰を採ったらいいのか、「咳をして、痰を出して~」といって出せればカンタンですが、無理そうな患者さんの場合。当時勤めていたところの看護師長に、どうやって採りましょうねえ、と相談したところ、「吸引チューブですいましょう。」と、鼻の奥からのどの辺りをジュルジュルッと吸って、提出したことがありました。
 今考えると、ほとんど当てにならない検査だなあ、と思います。もしかしたら、検査室の臨床検査技師さんが、こんな検体・・・と思いながら生理食塩水で洗浄して小さな膿性部分を血眼で捜して調べてくれたのかも知れません。結果がどうだったかは覚えていませんが、現場に痰の採取の仕方を徹底しておくこともまた、大事ですね。
 いま、自分では、不良検体の場合は当てにならないので、患者さんにもう一回、「ガーッとせずに出せませんか?」とたずねて検査しなおします。取れない場合は一通り起炎菌と思われそうな部分があるか、白血球と貪食を探して、自信がなければあきらめます。怪しいものがあれば、それにはいちおう引っかかる形で、臨床所見と合わせて抗生剤を選択します。患者さんにも正直に、顕微鏡の画面を見せて、「こんな状況なので、本当に悪さしている菌かどうか、確定が困難なので、もし良くならない感じがするなら早めに再診してください。来る前に黄色い痰がでたら、サランラップに包んで早めに持ってきてください。もう一回調べてみますね。」と話すようにしています。

投稿: 三省 | 2008年9月 5日 (金) 18時27分

三省さま

本来は、喀痰を提出する際は提出医に見て欲しいと思います。オーダーすることや良い痰が採れたか確認。出来なければ検査室や看護師さんにお願いしておく。検査っていうのはサンプリングが命ですので。
私は結核患者さんに痰の検査について講習する機会を持たせて貰ってますが、しっかりとした痰を採って、ちゃんとした治療をして、早期退院のため一緒に頑張りましょうと言っています。特にお年寄りが多いので、痰を喀出出来ない患者が多いので。

投稿: 師範手前 | 2008年9月 7日 (日) 11時25分

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