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2008年9月16日 (火)

染めのムラ

染色をする時に、ドキドキする操作は脱色でしょう。

脱色は長すぎても、短すぎてもムラが出来易いものです。また、標本の厚さ、材料の種類なども気にしないといけませんね。

写真は脱色しすぎと思われる尿の検体です。一見、いつもの溶連菌?と思われるものですが、菌の形状などから腸球菌が疑われます。こういう場合は、再度染色をしなおすことが必要です。

また、背景には尿酸結晶も見られるので、pHが低いため染色不良になった可能性もあります。

実際、染色不良による鏡検を防ぐには、同一のスライドに既知の菌を予め塗って用意しておくことをお勧めします。用意出来ない職場で働いている方は細菌検査室などに相談下さい。コントロール用のスライドも市販されていた(少し高価)と思います。

Photo_2 ×1000

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