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2008年7月14日 (月)

新潟で話した内容を少し

新潟の皆さんありがとうございました。非常に温かい&熱い方が沢山居て楽しい思いをさせてもらいました。これから?という時に時間切れを起こして申し訳なかったなと思いますが、前半の基礎データに関しては日本のデータが殆どありません。みんなで頑張ってデータを作りましょうね。

最近良く、スメアの背景について聞かれることが増えてきました。

確かに、グラム染色は菌を見つけることが必要ですが、炎症のステージを確認するために、背景の観察をすると役に立つことが多いです。それは病理検査とて同じことだと思います。

さて、新潟で話した内容で、『このスメアから感じること?』と最初に言いました。

菌が見えない訳で、条件反射的に菌を探す癖も付いているのですが、菌が見えなければ次は背景の観察になります。

患者は切迫早産をギリギリ耐えている、出産を控えた妊婦。先日発熱を来たし血液培養を採取すると肺炎桿菌が出てきた症例です。開産をし、抗菌薬もオフにしたとたんに発熱。開産の影響にしては早いとのことですが、産褥熱なので、抗菌薬を再度開始しました。肺炎桿菌のフォーカスに関しては、エコーなど出来る限りのことはしましたが、不明で、それ以上はなにも出来ません。

膣の菌検査をしましょうということになり、スメア見ましたが、菌は居ませんが、非常に強い炎症像。抗菌薬の必要性が良く判った症例です。

どうですか?菌が不明でも良く判りますよね。

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