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2008年3月13日 (木)

速報!! グラム染色報酬改定(案)?その3

来月からの保険点数改定で、検体検査管理加算(Ⅲ)に微生物学的検査が実施項目として取り上げられたのは皆さんもうご存知と思いますが、微生物学的検査?って何をすれば良いのか?と皆さん困惑されていると思いますが、詳細については3/5(私が中国に行っている間に・・・)に明らかになったので掲載します。

緊急当直帯で行う微生物学的検査は、このブログもそうですがグラム染色です。でも、どの検査材料かの記載が不明確だったのですが、『排泄物、滲出物又は分泌物』になりました。これでもまだ不明確なので、『排泄物、滲出物又は分泌物』って何か記載ありましたので掲載します。

D017 排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査
(1) 排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査は、尿、糞便、喀痰、穿刺液、胃液、十二指腸液、胆汁、膿、眼分泌液、鼻腔液、咽喉液、口腔液、その他の滲出物等について細菌、原虫等の検査を行った場合に該当する。

(2) 染色の有無及び方法の如何にかかわらず、また、これら各種の方法を2以上用いた場合であっても、1回として算定する。

特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱い「shinryou.pdf」をダウンロード

診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について「houysyuu.pdf」をダウンロード

でもこれって、殆ど全部ですよね?つまり、人工物以外はすることになりそうです。

うちもトレーニングが必要です。

写真は広州で行ったレストランの食材です。亀ですが普通の亀ではありません。さすが、食は広州にありと言ったものです。本当に美味しいのでしょうか?

Dscn0949

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コメント

はじめまして。
37歳で細菌検査デビューをいたしました。
いつも貴ブログにて勉強させていただいております。
細菌検査、本当に難しいですね。
努力不足なのは承知しておりますが、
センスの無さを痛感いたしております。

さて、20年度の改定の件ですが、
1点気になることがあります。
私は、微生物検査(顕微鏡)の常時実施は、
管理加算(Ⅰ)~(Ⅲ)全てに関わるものと
解釈いたしました。
(Ⅰ)~(Ⅲ)の違いは「常勤医師」「常勤技師」
がいるかいないかではないでしょうか?

いかがでしょう。


投稿: 37歳の新人男 | 2008年3月20日 (木) 21時02分

すみません。もう1点。

もし、私の解釈が正しければ、
管理加算(Ⅰ)・(Ⅱ)を得るにも
細菌顕微鏡検査の常時実施が義務づけられる
ことになります。

微生物検査を全面外注している施設では、
トレーニングは当然必要とするにして、
顕微鏡及び染色液等(消耗品)の物品を備えるだけで
大丈夫なのでしょうか?
(弊施設は、細菌検査室がありますのでおそらく大丈夫だと
思いますが。)

いかがでしょう。

投稿: 37歳の新人男 | 2008年3月20日 (木) 21時32分

37歳新人男さま

お気持ちご察しします。一緒に頑張りましょう。私も同世代になりますので心強いです。

さて、質問事項ですが
①(Ⅰ)~(Ⅲ)の違いは「常勤医師」「常勤技師」がいるかいないかではないでしょうか?

(Ⅱ)と(Ⅲ)の差は技師の数でしょう。ⅠとⅡの違いは常勤医師が居るかでしょう。医師が手を動かすのが前提ですので確保は難しいでしょうね。

②顕微鏡及び染色液等(消耗品)の物品を備えるだけで大丈夫なのでしょうか?

出来る出来ないに関係なく、臨床検査技師は出来なければいけない職種と判断されますので、試薬や顕微鏡の常備は必要でしょう。緊急の染色は恐らく技師がしなくても加算が出来ると思いますが。(例えば研修医など)

一応、グラム染色したこと無い方に県内で講習会しようと考えていますが。

投稿: 師範手前 | 2008年3月21日 (金) 13時24分

毎日職場のみんなでブログを読ませていただいてます。
さて20年度の改訂により、グラム染色を検査室全員ができるように・・・とのことですが師範手前さんの施設では、どんな感じでトレーニングをされるんですか?
染色事態はそれほど難しくはないと思うのですが、判断はかなり難しいですよね?
私の施設でも、グラム染色のトレーニングをしないととは思うのですが、普段顕微鏡を見る機会がなく、白血球から説明が必要な人もいるのですが・・・どうしたものでしょう?
かと言って、夜中に見に来てと言われても困るし・・・。

投稿: hiyoko | 2008年3月25日 (火) 12時53分

kiyokoさま

一応緊急検査でグラム染色が出来るようにということになります。全員へのトレーニングを考えていますが、業務が増えるなどの問題もあります。年間1億円くらい変わってくるので皆さんに理解を求めています。研修医がしてくれたら?と良く思いますが、検査の専売特許なので譲るわけにはいかないとも思っています。一応要望があれば緊急で出来るようにすれば加算Ⅲは採れると思いますので、決まるまでは今までどおりの呼び出しで対応したいと思います。需要がどれくらいあるか判りませんが。

メーカーや問屋に問合せが殺到しているらしいです。一応染色の基礎(試薬なども含む)を本ブログでも掲載したいと思います。これほどグラム染色が注目されるとは思いもしませんでした。このブログ初めて良かったと思います。

投稿: 師範手前 | 2008年3月25日 (火) 13時35分

検体管理加算Ⅱをとるためには、別に細菌検査室は必要ですか?現在グラム染色はしていません。

投稿: hirono | 2008年4月 7日 (月) 21時16分

hironoさま

別に加算を採る上では細菌検査室は無くても構いませんが、緊急検査で微生物学的な塗抹染色検査は必要でしょう。塗抹染色検査は一番有用価値の高い検査になるのでほぼグラム染色のことを指しますが。

投稿: 師範手前 | 2008年4月 7日 (月) 21時59分

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