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2007年11月13日 (火)

これも一応polymicobial pattern

先日は喀痰のpolymicrobial patternについて盛り上がりましたが(中?)、今回は膿胸の手術時ドレナージ液についてです。

これも、一応polymicrobial patternに入るのでしょう。喀痰で見えれば誤嚥かな?と思えるスライドです。

見ると2-3菌種の混合でしょう。

①PrevotellaもしくはFusobacterium

②ActinomycesかPropionibacterium

は理解できるでしょうか?あとは??ですが、好気性菌は無いと思います。

誤嚥に伴う膿胸の場合は先日のKlebsiellaの膿胸http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_8d8c.htmlに加え、嫌気性菌の分離例も多いかと思います。

確かChestには嫌気性菌の膿胸の場合は死亡率に変化は無いのですが、入院期間に延長があったと報告されています。重症化しないのは良いのですが、入院期間延長は病院経営にとってダメージです。

抗菌薬ですが、通常このようなスメアからはABPC/SBTやPIPC/TAZが選択されるのでしょうが、この患者は手術でしっかりと採れたのであとは術後感染予防にCEZを追加しただけです。状態よければと思いましたが、軽症で飲めるのでしたらMFLXを追加した方が良いかと思う症例です。当然ICTからは推奨しましたが、何か間違いありますでしょうか?

Polymicrobial6001 ×400

Polymicrobial6002 ×1000

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