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2007年11月10日 (土)

拝啓 ICN教育課程研修生さま

昨日、ICN教育課程の研修生さんと意見交換会をしました。お世話して頂いた先生方本当にありがとうございました。残念ながら仕事の都合上、短い時間しか滞在できませんでしたが、貴重な時間になったと思っています。

研修生の皆さん、講義と課題順調に進んでいますか?

これくらいと言っては申し訳ないのですが、施設に帰ったらもっと大きな試練が待ち構えていますよ。潰されないように知識を蓄えていって帰って下さい。

色々な方との接触と情報交換は講義、読書などの研修以上に身が付くことのように思います。少し角度を変えると『単に要領が良い』という判断もされます。私個人の見解ですが聞いたこと、教えてもらったことは鵜呑みせずに検証して自分に合ったスタイルで実践に向けることが必要に感じています。人に伝えるメッセージの裏まで解釈していくことが大切に思えます。

ところで話は変わりますが、昔のCMで『お寿司屋さんは知っている~♪』というのがあったのを覚えていますか?お酢の力で汚れを付かなくつすことです。

NST稼動施設が非常に多くなってきたことと思いますが、経管栄養の感染管理どうしていましすか?厚生労働省の院内感染対策マニュアル作成の手引き(案)http://www.nih-janis.jp/manuduction2.htmlにも一部記載ありますが、複数人の器材をまとめて洗浄していませんか?点滴終了後には環境菌も含め常在菌が多く繁殖していることが予測されます。

例えば2人の器材を洗浄したとして、洗浄不十分であった場合を考えましょう。まず、カロリー摂取に使用した栄養分が残り、それを細菌が食べて繁殖していきます。2時間経てば写真左のようにウヨウヨになります。恐い恐い。これが2人ともで起こる現象と考えれば当然洗い桶の中で交差していきます。AさんがESBL保菌者の場合、Bさんに菌を移す可能性は高まるわけで問題です。写真右はお酢を使うと繁殖が抑えつけれるという現象を菌検査で証明しているものです。2時間つけると繁殖というより、洗浄後より菌の量が減少します。お酢は次亜塩素酸Naより害が少なく良い方法だと思います。一部菌が発育していますが、腸球菌などのグラム陽性球菌のみです。グラム陰性桿菌には非常に効果あるようです。写真掲載しておきます。

ちなみに当院はマニュアルを作り、非常にしっかりとした洗浄を実施していますので交差感染はありまへんねん。もう直ぐシングルユース化の開始です。

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