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2007年10月17日 (水)

今日もまたまた連鎖球菌

50歳女性。喘息、間質性肺炎の既往あり。プレドニン内服中。2日前から上気道症状があり、本日喘息が酷くなり入院になりました。入院加療し退院しましたが、3日後に発熱を来たし再来院になりました。とりあえず入院させ経過観察することなりました。発熱もあったので血液培養も実施して様子見ていましたが、晩から血圧低下を認め、敗血症性ショックの疑いが濃く、不明熱にてMEPM投与開始になりました。翌日血液培養からこの菌が出てきました。とりあえず医師に報告です。『連鎖球菌と思います。菌種は正確には判りませんが、溶連菌は間違いないと思います。』、『形状から丸みを帯びた、少し長めの菌なので→B群溶連菌じゃないですか?消化管などにフォーカスはないでしょうか?』と返答。皮膚に発赤もなく皮膚軟部組織疾患は除外できましたが、消化管はしっかりと鑑別必要でしょうね。

夕方にラテックス試薬で菌の簡易的な確認しましたが、なんとA群溶連菌となり、PYRテスト(ペプチダーゼの産生見るもの:連鎖球菌でA群と腸球菌は陽性)も陽性。

直ぐに追加報告しました。溶連菌までは合ったのですが、最終的に間違えました。まだまだ精進が必要なのが実感できました。日々努力です。チェーストー!!!

でも医師はB群であろうと、A群でろうと標的治療する抗菌薬はPCG(ABPC)±CLDMになるので大差ないのでしょうかね?溶連菌で判った時点で許容正解になるのでしょうか?疑問です。写真掲載しておきますが、以前のダグラス窩膿瘍(B群溶連菌の)に似ていますが違いました。http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_534f.html

A

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