難易度Eのスメアです
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コメント
師範手前さま、いつもお世話になります。
Streptococcus agalactiaeに印象が近いように思います。
腸球菌はもう少し長細く、Streptococcus pyogenesはもう少し小型で連鎖が長いように思います。
ABPC(+CLDM)でしょうか。
投稿: 倉敷太郎 | 2007年8月 3日 (金) 10時31分
倉敷太郎さま
毎日コメントありがとうございます。
大正解ですね。GBSです。おっしゃるとおり、典型的な形状は『腸球菌はもう少し長細く、Streptococcus pyogenesはもう少し小型で連鎖が長いように思います。』http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_534f.htmlにも参考スメア記載していますので見比べてください。
抗菌薬はABPCです。最近寛容を受けたと思われるGBSでABPCのMICが8μg/mlを超えるものもありますので注意して下さい。私の調査ではEM、CLDMやCPにも耐性が増えてきています。CLDMの場合は誘導耐性が重要ですよね。Dテストです。
投稿: 師範手前 | 2007年8月 3日 (金) 19時49分