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2007年8月 2日 (木)

難易度Eのスメアです

78歳男性。肝硬変のフォローで入退院を繰り返しています。糖尿病も合併しています。本日高熱(40℃台)のため来院。入院しました。高熱もあり直ぐに血液培養実施して次の日に陽性になりました。その時のスメアです。血圧も低下していて敗血症と分かりましたが、この菌だったとは。このスメアで何菌か分かりますか?患者のサマリーを考えると絞られると思いますがどうでしょうか?抗菌薬何にしましょう?

今回私、師範手前は『ずばり!!』当ててしまいました。快感ですね。

ヒント:過去にも掲載していたかな~?レンサ球菌でも菌の形、大きさなど特徴を掴んで下さい。

Gbs600 ×1000

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グラム陽性菌」カテゴリの記事

コメント

師範手前さま、いつもお世話になります。
Streptococcus agalactiaeに印象が近いように思います。
腸球菌はもう少し長細く、Streptococcus pyogenesはもう少し小型で連鎖が長いように思います。
ABPC(+CLDM)でしょうか。

投稿: 倉敷太郎 | 2007年8月 3日 (金) 10時31分

倉敷太郎さま
毎日コメントありがとうございます。
大正解ですね。GBSです。おっしゃるとおり、典型的な形状は『腸球菌はもう少し長細く、Streptococcus pyogenesはもう少し小型で連鎖が長いように思います。』http://gram-stain-id.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_534f.htmlにも参考スメア記載していますので見比べてください。
抗菌薬はABPCです。最近寛容を受けたと思われるGBSでABPCのMICが8μg/mlを超えるものもありますので注意して下さい。私の調査ではEM、CLDMやCPにも耐性が増えてきています。CLDMの場合は誘導耐性が重要ですよね。Dテストです。

投稿: 師範手前 | 2007年8月 3日 (金) 19時49分

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