« 再び骨盤内膿瘍 | トップページ | 新人研修会お疲れ様でした・・・ »

2007年6月 6日 (水)

好中球減少時の喀痰スメア

現在は医療も進み外来での抗癌化学療法も可能になりました。感染の考え方も特別に無菌室も必要なく外来でできるような考えになってきています。ある意味凄い斬新だといつも思い返すと感動しています。ところで、好中球減少時の患者で肺炎を疑う時ですが、いつものGeckler分類はどうでしょうか?

①普通に使う

②使えないので使わない

③とりあえず分別不可能なので分類しています

色々考えが交錯するところと思います・・・というよりそこまで考えが及んでいますでしょうか?

末梢血に白血球が無い状態では当然感染症にさらされる危険性は高いのは皆さん理解されているとは思いますが、いざ「肺炎だ!」と言われスメアを普通に見てませんか?当然ですが末梢に白血球が少ない=喀痰にも白血球の浸潤が無いと繋がっていますか?なので分類はどうでしょうか?用いることはできまないのではないでしょうか?その辺の皆さんの考えはどうでしょうかね?可笑しい?と思えば血液検査のデータを参照していますか?大事と思うのは私だけ?・・・

スメアはその好中球減少時の肺炎患者の喀痰です。白血球が殆ど見えない状態ですが背景にはフィブリン糸と思われる繊維状のものが多数染色されています。肺内での炎症が多いが、末梢に白血球がないので当然このような何も味気ないスメアになると思います。また、好中球減少時なので予防的にCFPMなどのブロードの抗菌薬が投与されており常在菌おろか起炎菌らしい菌も少数すぎる?ため確認できません。糸口は浸出液のみにです。コメントを活かすには医師との連絡が必要です。余力があれば真菌や抗酸菌の検索も必要でしょう。

少しスメアは小さいですがすいません。

Jpg ×1000

|

« 再び骨盤内膿瘍 | トップページ | 新人研修会お疲れ様でした・・・ »

背景など病態把握」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 再び骨盤内膿瘍 | トップページ | 新人研修会お疲れ様でした・・・ »