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2007年5月23日 (水)

非特異的な菌の骨盤内膿瘍ですか?

症例42歳女性。卵巣膿腫もあり、骨盤内膿瘍が多量に蓄積されてました。手術によりドレナージをしました。外来でフォローしていたようですがCFPNを内服していました。良くならなかったようです。術後はFMOXで経過観察していますが、スメア掲載しておきます。主治医には過ぐに起炎菌のコメント返しましたが、やや固まった様子で『ありがとう』と言っていました。何と思いますか?また、スメアから感じ取れる病態などどうでしょうか?

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グラム陽性菌」カテゴリの記事

コメント

コメントがないので加えます。骨盤内膿瘍と思うと分からないのですが、連鎖球菌でやや横長の菌体ですので大体の予測として腸球菌か肺炎球菌が想定できると思います。横隔膜下臓器なので腸球菌の可能性が高いですが、本当にそうか良く観察してみると何かちがう?と思われ難しいなあと思うでしょう。でも少し方向性を変えて、喀痰でこれだと間違いなく肺炎球菌と思うでしょうが、腸球菌と思わないでしょう。臓器特異性感染症の診断に有効なのが良く判ります。じゃあこれが肺炎球菌なの?と思いますが、肺炎球菌は全身感染症なので確率は残ります。次の検査で早く分かることありますか?

投稿: 師範手前 | 2007年6月 1日 (金) 21時26分

とりあえず、溶れん菌や肺炎球菌の尿中抗原をしてみましょう。肺炎球菌と思うのなら陽性になると思います。当院では血液、髄液に加え、関節液などでの陽性を確認しています。腸球菌と判別しにくくなる場合も多いですが、これで解消されます。

投稿: 師範手前 | 2007年6月11日 (月) 10時06分

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