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2007年4月20日 (金)

本日は産婦人科からです

症例 56歳女性。子宮頸がんで手術目的にて入院。術後4日目からWBCとCRPの上昇を認めエコー上で膿瘍を認めプンクしました。血性の膿瘍でやや悪臭ありました。その時のスメアです。良く見かけますよね?菌も判別可能です。特徴あります。

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グラム陰性菌」カテゴリの記事

コメント

ほとんどはGNR-Sで一部GPDCが少数混じていると見ました.
GNR-Sは形が多彩で染まりは淡く不均一でアトラスではBacteroidesに似ていると考えました.
いかがでしょうか.

投稿: 佐藤元美 | 2007年4月21日 (土) 17時47分

佐藤先生、コメントありがとうございます。長さが多彩で、きっちりと直線様ではありません。おまけに悪臭あるので、バクテロイデスが濃厚です。すばらしい。抗菌薬どうしましょう?

投稿: 師範手前 | 2007年4月21日 (土) 23時14分

今日は当直あけで,頭がぼんやりしています.
きっちりと直線でないことしっかりと頭に入れました.
抗菌剤はABPC/SBTを第一に考えます.
重症ならIPM/CSと教科書にはありますが,私はこの数年間幸いにIPM/CSを処方したことがありません.当院では処方には届け出が必要です.

投稿: 佐藤元美 | 2007年4月22日 (日) 12時17分

バクテロイデスを疑いABPC/SBTへの変更を第一に考えるのは通常でしょうか?確かにIPM/CSの第一選択が教科書的になっています。重症で生命に危険が伴う場合はIPM/CSと思いますが、軽症~中等症であればABPC/SBTでのコントロールが可能なのかと思います。ただ、CLDMの選択肢はないのでしょうか?ただし、感受性検査の結果が重要になる菌であることは間違いないと思います。通常嫌気性菌の場合はCMZが有効になりますが、先日三鴨らの文献を見ましたがバクテロイデスでCMZの感受性率が1990年に80%程度あったが2005年には60%程度に低下しているとのデータが記ありました。CLDMも同様でして。IPMに関しては2005年には95%の感受性率を保っているのでこの場合は患者の状況によりIPM/CSは使用した方が良いのではと感じます。当院では届出制にしていませんが、2週間に1回調査が入り14日以上の使用例に関しては理由を聞くようにしています。嫌がる先生もいらっしゃるようで、長期使用数は少ないです。今のところ力膿菌の感受性率は91%になっているので問題にしていません。

投稿: 師範手前 | 2007年4月23日 (月) 12時12分

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