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コメント
はずれてばかりの佐藤です.
グラム陽性桿菌で,
Propionibacterium acnesが似ていると思います.
皮膚の常在菌のため,1セットでは判断が付かないと報告するのでしょうか?
投稿: 佐藤元美 | 2007年4月16日 (月) 21時12分
これって弱拡ですか?
もしそうなら発芽したカンジダのように思います。
投稿: vam | 2007年4月16日 (月) 21時56分
佐藤先生
外れてばかりではありません。当たりです。
でも、慣れている(ベテランや達人)人なら良いのですが検査技師でもこれを胸張って『Propionibacterium』と言えないでしょう。明確な答えをして頂いて感動です。
ではなぜ言えないのか?ですが。日々喀痰などで見すぎていることも理由の一つでありますが、しっかりと消毒できている施設の場合も見ないでしょう。
培養に頼りすぎている性格なのでしょうかが、これをPropionibacteriumと報告して外れたらどうしよう・・・などと消極的になってしまうことが多いのでしょう。経験こそ全てとは思います。ただし、ブログの記事にもありますが、患者の詳細な状況、培養の条件を加味すれば理解が簡単になることを手段として持っていないのもあると思います。
Propionibacteriumは皮膚常在菌の混入確率が非常に高いことを理解(根拠を持つ)して臨床検査い望むことが検査技師はない場合が多いように見受けられます。やはり英語力の問題もあると思います。英語アレルギーの方が多いもので・・・。徐々に増やしていけばそのうち読めるようになるのですがねえ。問題です。
やはり臨床はこんな菌がこういう状態で出ましたので皮膚常在菌の混入でしょうか?と聞かれた方が良いのでしょうね。一方的でしょうか?
投稿: 師範手前 | 2007年4月16日 (月) 21時59分
vamさま
返事している間にコメント入っていました。すいません。これは600倍です。撮影の関係で1000倍写すと少し周りが見渡せないので。通常顕微鏡で観察すると実寸大になります。大きさですが、血液培養ですよね。背景に赤血球のゴーストが確認できますかね。だったらそれが大体8-10μmになりますよね。なので酵母にしては細いので違います。また形状がくにゃくにゃしているので嫌気性菌の可能性大です。
投稿: 師範手前 | 2007年4月16日 (月) 22時03分